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トカゲとメタハラの話 その② 使い方の研究 | LizardHolic

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今回はメタハラ、メタルハライドランプの使用法について、拙いですがまとめさせていただきました。メタハラの導入を考えている方はぜひご一読ください。
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Title トカゲとメタハラの話 その② 使い方の研究 | LizardHolic
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Keywords cloud より アルミケージを作ろう! その3 総評 kumakichi 照明論 アルミケージを作ろう! その2 壁作成編 安全な範囲でW数、距離を選ぼう ライトから40cm程度の中心部 照射範囲  どの様に設置をするか ポイント! メタハラはバスキングランプになり得るか 短い時間のみ点灯させるのはNG 温度調節のコツ メタハラ使用の注意点 ライトから20cm程の中心部 サーモスタット、ディマーに繋ぐのはやめよう 突入電流を意識 最後に アルミケージを作ろう! その1 フレーム発注編
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アルミケージを作ろう! その3 総評 4
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アルミケージを作ろう! その2 壁作成編 3
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ライトから40cm程度の中心部 2 0.10 %
照射範囲 2 0.10 %
 どの様に設置をするか 2 0.10 %
ポイント! 2 0.10 %
メタハラはバスキングランプになり得るか 2 0.10 %
短い時間のみ点灯させるのはNG 2 0.10 %
温度調節のコツ 2 0.10 %
メタハラ使用の注意点 2 0.10 %
ライトから20cm程の中心部 2 0.10 %
サーモスタット、ディマーに繋ぐのはやめよう 2 0.10 %
突入電流を意識 2 0.10 %
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ここまで長々と基本的な事を書いていきましたが、ここからはポイントをまとめていきます。   メタハラはバスキングランプになり得るか メタハラを使う際は、メタハラは日向を作る照明、という意識を持つと良いと思います。紫外線と可視光量は確保してくれますが、絶好の日光浴スポットまで作ってくれるとは限りません。特に前述した通り、意外と熱がでないのを見て照明を近づける、というのは危険です。あくまでも太陽の代替品なので、ある程度の高さを持ってサンサンと輝かせてあげるのが正しい使い方だと思います。     安全な範囲でW数、距離を選ぼう こちらも前述した通り、距離とメタハラその物のパワーを意識して使いましょう。例えば70Wでしたら前述の通りで問題はありませんが、これが150Wのメタハラ、例えばエムズワンのMH-N150Sを使う場合は、倍以上の距離を取る必要がでてきます。 メタハラは必要な紫外線さえ確保できれば、基本的には照射距離は取れるだけ取ったほうが良いです。危険と言われる低波長の紫外線は、距離を取れば取るほど減衰させることができるからです。 個人的には、ですが、UVBに関してはどのトカゲであろうと100μW/cm2程確保できていれば、紫外線が不足に依るMBDはほぼ避けられると思っています。 温度調節のコツ メタハラユーザー、特に初めてメタハラを使う人の頭を悩ませるのが温度。メタハラは赤外放射の量が思いの外少なく、バスキングランプ兼用!という売り文句を真に受けると拍子抜けする事が多々あります。 だからといって、温度が上がらない!と思って更に照明を追加すると、今度は温度が想定以上に上昇していて慌ててしまう、なんてケースも。 バスキングスポットを作りたい場合は、メタハラを適正な距離で設置した後に、レンガや溶岩プレート等を置き、温度をサーモガーンで計って様子を見てください。すぐには温度が上がらなくても、1時間ほどすると大分温まります。 それでは足りない場合には追加で照明を入れてあげましょう。生体、ケージサイズにも依りますが、マイクロサン辺りが小回りが利いて使いやすいと思います。   ゼンスイ マイクロサン 53W マイクロンセット posted with amazlet at 17.05.11 zensui 売り上げランキング: 13,904 Amazon.co.jpで詳細を見る   メタハラ使用の注意点 最後にメタハラを使う上での注意点を押さえておきましょう。メタハラは普通の電球とは違う、という話を何度かしましたが、使用法を間違えると生体へのダメージだけではなく、電球や安定器の寿命を著しく短くしてしまいます。   短い時間のみ点灯させるのはNG これは完全にNGという訳でもないんですが、オススメしません。まずメタハラの電球は点灯時に最も負担がかかります。点灯時間が占める割合が増えれば増える程電球の寿命は短くなります。 例えば公称寿命4000時間のメタハラ電球があるとします。この場合毎日10時間使用した場合にはその寿命をフルに使うことができますが、毎回3時間で消灯した場合にはトータル2000時間程で寿命を終えてしまいます。おおよそ半分損してしまう訳ですね。 さらに言えばメタハラは太陽の代役ですから、生体のためにも、日中はしっかりつけてあげる、という意識を持ったほうが良いと思います。 たとえバスキングしていなくても、シェルターに引きこもっていたとしても、昼夜の差をつけてあげるのは大切な事です。 サーモスタット、ディマーに繋ぐのはやめよう 前述の内容を見ていただいたらわかると思いますが、頻繁に電球を点滅させるサーモスタットとメタハラの相性は非常に悪いです。バスキングランプや紫外線灯はサーモで管理すべきではないと思いますが・・・現時点で繋いでる方は取り外しましょう。 またディマーはそもそもメタハラにおいては使用することができません。故障の原因にもなるので、試さないように。 突入電流を意識 メタハラは転倒時に通常の3~4倍の電流が流れます。この電流がタイマーやサーモスタット等を破壊してしまう事があります。最も70w程度のメタハラではそこまで問題は起きにくいですが、タコ足配線大好きの爬虫類飼育者は、メタハラを使用する前に今一度機器や配線の電流電圧についてチェックする事をオススメします。 一応エムズワンから突入電流対策のメカが発売されています。私はメタハラのタコ足をしてるので、一応使っていますが、多分無くても大丈夫だと思います。ハイ。     最後に 今回はメタハラの使用に関することをやや雑多に書きなぐってみました。ちょっとまとまりが無かったかな、と反省。 メタハラは本当に優秀な照明です。メタハラのおかげで飼育、繁殖に活路を見いだせたトカゲも少なくありません。 だからと言って太陽の完全互換だの、必須アイテムだの言うつもりはありません。 最も紫外線が必要なトカゲであろうトゲオアガマをメタハラなしでブリードしている方もいらっしゃります。ベター、ベストであってもマストではないのです。 だから、予備知識無しの安易な導入はオススメしませんし、メタハラを導入する事で魔法の様に生体の体調が改善される、なんて事を期待してはいけません。やや活性が上がる事はあっても、メタハラには病気を治す力はありませんからね。 カテゴリー: 照明論 パーマリンク 投稿ナビゲーション ← マイクロサン53wレビュー! 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